今回は、関西のオンリーイベントの開催、クリエイターとして、Mega Dugemへの意気込み等を語って頂きました!
-FUNKOTだけで初めてまわしたのはいつ頃でした?
Richiter 本格的に回し始めたので記憶に残っているのは2011年の10月ぐらいの時Cafe La Siestaのハロウィン・パーティーぐらいからですかね。
-FUNKOTだけをかけた時のお客さんのリアクションとかは覚えていますか?
Richiter Siestaのハロウィン・パーティーの時はかなりウケましたね。
-その時のお客さんは現場でFUNKOTを聞くのは、初めてだと思いますが、リアクションはいかがでした?
Richiter 「おーFUNKOTだ!」っていうテンションもあったんですが、盛り上がりましたね
-FUNKOTオンリーのパーティーDugem Di Baratはいつ頃やろうと考えたんでしょうか?
Richiter ちょっと話の時間軸がずれるんですが、Funkotを軸としたアジア音楽のパーティーの大東亜ディスコっていうパーティーがあって主催の方が忙しくなったらしくパーティーの開催頻度が下がってしまって。あれやんないのか、でもFUNKOTは聞きたいから、自分でやるかって始めたんですよ。
-なるほど、自分が聞きたいから、自分でやったっていうことなんですね。
Richiter そうですね。で、当時大東亜ディスコをやってたCANさんとかtagosaku君とかに協力を仰いで、Dugem Di Baratにつながっていってという感じですね。当時はパーティー運営のやり方さえ知らなかったんで、教えてもらっていました。逆にこっちがやらなかったら東京の人間がきてやろうかっていう話もきてたんですよね。でも関西の人間が主催するべきだろって。
-それは地元民としてはそう思いますよね。
Richiter でもSoloist君とかShisotexさんがあおってくれて。北海道に行った時もSilkwarm Silkwormさんとか床上中さんも「俺たち行くから絶対やれよ!」ってハッパかけてくれて。当時は、そっか、俺がやるんか?って思ってましたけど(笑)。
-流れでそうなった感じでなんですね。
Richiter 正直自分が主催する事になるとは全く思ってなくて、誰かやらないかなって思ってても誰もやらなかったんで、じゃあ、やろかって感じだったんですよ。Soloist君とShisotexさんに最初はゲストとして来て頂いて、パーティーも成功しました。
-それはいつ頃ですか?
Richiter 2012年の2月11日ですね。これは忘れたらあかん日ですね。
-お客さんも盛り上がって。
Richiter そうですね。東京から二人呼んで、僕とTagosaku君とキャンさんと、jugemさんとSAMさんとで一人1時間の7時間のパーティーでした。
-その第1回で手ごたえがあって、このままいけると思いました?
Richiter 正直、いける/いけないは関係なかったんですよ。僕が聞きたいっていうのが最初にあったので(笑)
-そこから定期的にやるようになったんですね。
Richiter そうですね。みんなに、ここに誰々がいるから呼んでみろよとかアドバイスもらって。僕もパーティーは長く続けていたかったんで、1回目はこの人2回目はこの人って頭の中では花決めていたんですが、色々あって2回目がデカいパーティーになっちゃって。インドネシア人DJのアンナ・レイさんとコンタクトをとって、彼女と政所さんとをゲストでお呼びしたらインドネシア人がいっぱい来て、ビンタンビール30本入れてたのが2時間ぐらいでなくなってしまいましたね。(笑)
-さすがインドネシア人ですね。少し話が変わりますが、RichiterさんはコンピCDに楽曲を提供していることもありますが、そのきっかけは何なんでしょうか?
Richiter よくお呼びくださってるのがMUZIK SERVANTさんですね。僕がFUNKOTに転向する以前からお世話になっていたんですが、FUNKOTをやってると聞くと、「え、FUNKOT作れんの?」っていう話になって、
-「じゃあFUNKOTやってよ」と。
Richiter 「絶対FUNKOTやってよ!」って(笑)。
-ちなみにFUNKOTを作り始めてはどれぐらいです?
Richiter 2011年ぐらいからですね。
-キャリア的には日本人では長いほうですよね。
Richiter そうですかね。ただ正直、今やらないとチャンスがないなっていうのは思ってまして。もちろん単純に好きで作ってたっていうのもありますけどね。
FUNKOT初の公式カバーMIX CD |
Richiter 実はそれの前に2回収録させてもらってるんです。1回目はゲームメーカーのKeyさんのレーベル、Key Sound Labelから発売された「Visual Art's 20th Anniversary Remixes」に参加させて頂きました。その時はアダルトゲームの主題歌のREMIXをしたんです。2回目はSide Connectionさんから発売しているSuper Shotっていう美少女ゲームのリミックスコンピに参加させて頂きました。
-それのきっかけは?
Richiter それもMUZIK SARVANTさん経由でしたね。なかなかアニソンともジャンルは異なるんで、現場で自分自身はなかなか回す機会が少ないのですが、聞いてくれてる人がいるんで凄い嬉しいですね。
-2年ぐらいFUNKOTを作られてきて、自分の中でポリシーとかはありますか?
Richiter みんながやってることと同じところですよね、基礎的なつなぐところから作るとか。一時期「ティッケー」とか「Are You Ready」とかの声ネタの封印とかやってましたけど、別にいれていけよっていう話にもなって、最近は気にせず作ってますね。
Richiter 『STEINS;GATE』の「Hacking To The Gate」のRemixですね。これは自分でも、「キタ!」っていう手ごたえはありました。原曲を好きなやつを殺すつもりで作ってるんで、好きなやつは死ぬみたいな(笑)。あれを作った時は、アイデアがポンポン浮かんできたんですよね、出来るのも早かったですし。全然悩まずに作りました。
-Richiter さんの中でFUNKOTの魅力ってなんでしょうか?
Richiter 魅力は完全に機能美だと思っています。
-機能美というと?
Richiter アガることってよりも、音楽の機能的なところです。
-例えばどういうことでしょうか?
Richiter なんでもできるところですね。トランスやりたかったらダウンビートの部分で入れられますし、Hip Hopやりたかったら入れればいいし。前のDJが何をやっててもつなげられますし。ジャンルを選ばないところがいいですね。
-FUNKOTという一つのジャンルだけど、その中に何でも入れられるという感じですね。
Richiter なんでもできるし、どんなネタでも突っ込めるし。
-全然話が飛ぶんですが、Twitterのアイコンはなんで車なんですか?
Richiter 理由と言われると困るんですが、単純にマイカーですね。
-車好きっていうことですか?
Richiter 車好きっていっても、いじるのはしなくて、単に運転が好きなんですよ。
-ちなみに車でかける音楽は?
Richiter FUNKOTに決まってるじゃないですか(笑)。9割FUNKOTで、後1割がアニソンですね。連れとかが乗ったらちょっと気を使うんですが、無視してFUNKOTかけてます(笑)
-最高ですね(笑)、さて11月9日に迫ったMega Dugemへの意気込みを頂けますか?
Richiter 自分の存在感を出したいですね。僕を聞きに来てくれる人が満足できるようなプレイをしたいと思ってます。
-自分の曲をかける予定ですか?
Richiter 自分が現地の曲を好きっていうのもあるんで、半々ぐらいにはなると思います。なるべく自分の曲は挟むようにしています。あとは大好きな曲があって、それは絶対かけるようにはしてます。自分の曲じゃないんですが、まるで自分の曲のようにかけてます(笑)
-その曲ってなんですか?
Richiter 「Aku Yang Tersakiti」っていう曲です。あの曲は大好きで、毎回かけてたらまるで自分の曲のようになってきて(笑)。「自分でREMIXしたらいいじゃないですか?」ってよく言われるんですけど、今あるREMIXよりもいいもの作れないからなぁと思ってるので、やろうとは思っていないですね。
-Mega Dugemに来ようか迷っている人に対して、メッセージ的なものはありますか?
Richiter 絶対後悔しないと思うので、つべこべ言わずに来てくださいって感じですね。逆の意味で「行くんじゃなかった」って後悔するかもしれませんが。
-「Mega Dugem行ったら俺の人生変わっちゃったよ~」って笑いながら言えるような。
Richiter そうですね(笑)。そうぐらいにやっていきたいですね。
-最後にRichiterさんのこれからの動きてきなものを教えてください。
Richiter 色々大変な状況だったりもするんですが、僕自身はやれるところまでやるって感じです。FUNKOTを盛り上げる歯車の一つになりたいんで、頑張ってしがみついて行こうと思ってます。
-ありがとうございました。
(2013年10月20日渋谷にて)
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