2013年6月16日日曜日

『ハイパーファンコット』発売直前!DOMMUNE FUNKOT特集第三弾に潜入!!




『ハイパーファンコット』発売直前!DOMMUNE FUNKOT特集第三弾に潜入!!
20130616 MusicHeaps



「今回のDOMMUNEABUNAかった!!
(現場に居合わせたFUNKOT DJ/クリエイター、shisotexのツイートより)。

6/12(水)にDOMMUNEwww.dommune.com/ よりストリーミング配信されたFUNKOT特集第三弾への言葉だ。トークセッション『「FUNKOT BANGET-Ampun DeeJay-3」~謎のインドネシアン・ディスコ史! 』、そしてhy4_4yhのライヴも含めた『DUGEM RISING presents BROADJ922270FUNKOT ONRY!!!!」』の二部構成で5時間半。FUNKOTの基本概念“ENAK”、そして“YAVAY”を越えた“ABUNA領域に至る壮絶なパー ティであった。

開催直前の告知、そして台風の接近による荒天にも関わらず、恵比寿某所の地下にあるDOMMUNEには多くのオーディエンスが集合。高野政所 a.k.a. DJ JET BARONをオーガナイザーに2名のゲストが登場。ナードコアテクノユニット・レオパルドンで彼と共に奮闘し、イベント「秋葉原三丁目」の主催者として知 られるDJ急行。日本にハッピーハードコアを浸透させ、今やJ-WAVEなどメジャーフィールドでも活躍するDJ URAKEN。この三人がFUNKOTをハブに集結し語り合う貴重なプログラムであり、USTでの視聴者も1.5万人超を記録した。トークのハイライトは 数多くあったが

●FUNKOTの定番フレーズ「Fujin」のルーツを追え。
ロシア大統領「プーチン」の名が由来という驚愕の事実
FUNKOTはダサいのか?問題」
ナードコア、ハッピーハードコアも含め、差別的な見解も存在したダンスミュージックへの考察。正統派テクノの聖地、デトロイトのTV局の「カラオケ大賞」的な動画を見つつ「気取るかどうかの問題じゃない」がポイントと熱弁。

「共通点は加工」
 この日「YAVAY!」を連発していたDOMMUNE主宰者・宇川直宏氏。デトロイトテクノの話にカットインし「ホアン・アトキンスと寿司食 べにいったら、最初のオーダーがアブリトロ」「ケンイシイさんはハムに超くわしい」という逸話から、ダンスミュージックのクリエイターの共通点として 「生モノじゃなく加工ネタが好き」という持論を披露。
この三点が、筆者の心には深く刺さった。

終盤にはhy4_4yhも合流しつつ第一部は終了し「270FUNKOT ONRY!!!!」へ。hy4_4yh7/10リリースの新曲「はなびーと」を含むセットで突っ走り、DJ急行、URAKENJET BARONのプレイへと。ガバやハッピーハードコアのクラシックス、レオパルドンの代表曲「No Disco City」のFUNKOTリミックス、田我流の公式FUNKOT版「やべー勢いですげー盛り上がる」など、キラーチューン連発の中、三者三様の “YAVAY”フレイヴァーがフロアを包み込む。

第二部については「フロアの熱気を語るのはヤボ」と言い訳しつつ、筆者自身もshisotex氏の言葉ど おり“ABUNA領域までアガったゆえ、色々と想像を巡らせてほしい。そして、自ら現場へと足を運び“YAVAY”を実感してほしい。

そしていよいよ6/19(水)にDJ JET BARONがプロデュースとMIXを手掛ける『ハイパー・ファンコット 超速ダンス・トラックス』がリリースされる。猛暑必須の今年の日本、どうせならどこまでも熱くなってみないか?その時、FUNKOTは最高のアンセムにな るに違いない。

(取材/文・原田竜太)




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